コロナが落ち着き平穏な日々に戻りつつある今。海外旅行へ行く人も再び増えていますね。
この記事を読んでいるあなたは「世界一周」に興味はあるけれど、本当に行けるのか、自分の置かれている環境を考えると今行くべきなのか迷っていることでしょう。
この記事ではそんなあなたの迷いを少しでも払拭できるよう、実際に世界一周をした筆者が実体験も交えながら書いていきたいと思います。
結論:行きたいと思っているなら、行くべき!
何の解決策にもなっていないかもしれませんが、行きたいと考えているのであれば、行くべきだと私は考えます。
私自身は大学生で世界一周をしましたが、出会った方から「大学生のうちにこの経験ができるのはうらやましい。もっと早く行けばよかった。」と言われました。実際に日常では得られない体験や考え方に多く出会えたのは大きな財産となりました。
考え方としては「~だから、行くことができない。」「~になったらどうしよう。」ではなく、「行きたい。そのためにはどうしたらいいか。」
この考え方で検討を進めると、世界一周は少し近づくのではないでしょうか。
1.仕事はどうする?帰国した後どうなるの?
大学生、社会人それぞれ置かれている環境は異なり、特に社会人においては仕事をどうするのかという点が大きな懸念材料となるかと思います。
私自身は大学4年生を休学中でしたが、私が世界一周をしている際に出会った方々は、学生よりも社会人のほうが多くいらっしゃいました。
多くの方々が仕事をやめてきており、ちなみに世界一周前の職業は不動産や食品関係、メディア関係、看護師、ニートと様々。帰国してからも再就職しやすい看護師に比較的多く出会いました。資格はやっぱり強いです。
帰国後の生活に何の保証もないまま旅行をされている状況であるものの、毎日の充実感からか帰国後の心配をする方は見ませんでした。帰国後もSNSで繋がっている方が多いのですが、異業種への転職や同じ業種での再就職、個人事業主として生計を立てる方など多種多様な選択をされていました。
ただ、それでもやっぱり心配という方は資格を取得しているといいと思います。ただし、元々の仕事とは大きく異なる仕事を選択されている方が多いため、あくまで自分を安心させる材料としてになると思います。
2.予算は?どのくらいかかるの?
期間や泊まる宿によって大きく変動しますが、私の場合下記スタイルの旅行で120万円程度でした。
なお上記の中に旅行前に調達したPCやバックパック、保険等準備費用も含んでいます。
- 旅行期間:半年間(2016.5~10)
- 宿はゲストハウスのドミトリータイプ中心
- 普段の移動はバス・電車(治安が悪い地域のみタクシー利用
当時は今と比べると円高ドル安であったことも影響していますが、期間を短くすれば100万円以下でも世界一周は可能だと思います。社会人であれば世界一周に行こうと決めてからでも、十分に貯められる金額ではないでしょうか。
お金については、現在の仕事やアルバイト、短期で稼げるリゾートバイトを行えば、十分に準備可能です。
なお、実際にかかった費用の内訳については今後別記事で詳しく紹介していきたいと思います。
3.安全に旅ができるの?治安はどう?
これについては絶対はありません。ただ、危険な目に遭う確率を下げることはできます。一方であまりに安全を取ると、バックパッカーのワクワク感が減ってしまいますので難しいですが、、、。
まずは事前の情報収集や準備が大事。その上で経験。旅の序盤は安全を取り、慣れてきたら少し冒険をしてみてもいいかなと個人的には思います。
私が旅全体を通して徹底していたのは下記の通りです。
- 暗くなる前に、その日の最終目的地に着く(宿や空港等)
- お酒は飲まない
日本のような治安が担保される国はほとんどありません。そのため、暗くなってからは出歩かないようにしていました。日が沈んでから空港に到着する場合は、空港泊をして翌朝移動をしていました。どうしても日没後に移動しなければいけない場合や治安が心配な国に初日到着したときは、少しお金を払ってでもタクシーを使用しました。
また、お酒についても夜出歩くことになるのと同時に、薬を混ぜられて知らない間に、、、という話を聞くため、旅行中はほとんど飲んでいません。そこでの出会いもあるとは思いますが、私は安全を取りました。
安全についてはいかにリスクを下げるか、という観点になります。選ぶ国や動く時間帯、どのようにその国で旅を進めるかで低くすることはできますが、0にはできないため十分に注意が必要です。
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございます。何か新しいことを始める際には不安や心配はつきものです。
私の個人的な考えですが、「迷うならやってみる。やる後悔よりもやらない後悔をしない。」
世界一周してよかったと5年以上たった今でも自信をもって言えます。
この決断に限らず、何かを言い訳にしてやらないのではなく、やるためにはどうしたらいいのかを考えて最終的に決めてほしいと思います。
余談ですが、バックパッカーは重い荷物を背負って、様々な場所を転々とします。日程によっては夜行バスや空港泊等ベッドで寝ないこともしばしば。予算や日程によっても異なりますが、バックパッカーでゲストハウスを中心に宿泊をしながら旅を進めるならば、体力がある若いころにしておくことをお勧めします。アラサーの今、夜行バスと空港泊の3連チャンは体が持ちません…。
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