豆富懐石 猿ヶ京ホテル【宿泊レビュー★★★】

国内旅

群馬県みなかみ町といえば、水上温泉が有名ですが猿ヶ京温泉もなかなかいいところです。ということで今回は猿ヶ京温泉郷の「豆富懐石 猿ヶ京ホテル」に泊まってきました。


建物は新しくありませんが、きれいに管理されていた印象です。またスタッフはどの方も丁寧な接客で全体としては良い旅になりました。

空間や食事も満足ですが、温泉が好きな私にとっては、露天風呂がもう少し良くなればまた泊まりたいと思います。

訪問月:2024年5月

※評価は全て5段階で行っています。

概要・アクセス

①住所:群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1171 

②アクセス

■車の場合

 月夜野I.Cから約20分

■公共交通機関の場合

 下記2駅まで行けば、お迎えのバスがありますが1日1本となります。翌日の観光を考えると自家用車 で行くのが無難です。

 上越新幹線「上毛高原駅」(14:00発)もしく上越線「後閑駅」(14:10発)

館内 ★★★

入り口を入り、受付を済ませるとまずは靴を脱いで館内用スリッパに履き替えます。チェックイン時は従業員の方が館内を案内しながら、お部屋まで案内をしてくれました。私たちは大型の荷物を持っていませんでしたが、それでもお部屋まで来てくださりました。同じ価格帯の旅館では、ロビーで説明を受けるのみで部屋までは自分たちで、ということが多かったため非常に親切なサービスであると感じました。

館内の施設はあまり大きくはありませんが売店もあり、お土産が売られていました。そのほか利用はしていませんが、カラオケラウンジや卓球台、ビリヤード台もあるようです。

部屋 ★★★

眺望は赤谷湖側と山側があり、今回は山側のお部屋でした。湖側のほうが良かったなとはじめは思いましたが、山々が綺麗でこちらもとても良かったです。お部屋自体はシンプルで、歴史を感じますが綺麗にされていました。

↑お着き菓子はくるみゆべしでした。美味しい!

↑5階の山側の景色

↑冷蔵庫、電気ケトル、お茶などがあり必要なものはそろっていました。

 トイレも温水便座で気になる部分は特になし。

↑温泉旅館の部屋風呂としては標準的かと思います。利用していないため、水圧等は不明です。

食事 ★★★★

夕食

旅館の名前の通り、お豆腐が有名であり、豆腐懐石料理をいただきました。

豆腐の珍味や豆乳鍋、豆乳アイスなどどれも美味しく、またお刺身やお肉も出てきますので大満足でした。

ただ、これはどこの旅館でもそうですが女性にとっては少し多く感じるかもしれません。

夕食は18:20と18:40で選ぶことができました。大きな畳の空間を10組ずつくらいで仕切っており、細かなサービスと落ち着いた空間で食事を楽しむことができました。

朝食

ビュッフェ形式になっています。

近隣の水上温泉にある松乃井やジュラクと比較すると品数は劣りますが、それでも十分な量、質でした。比較的和食が多く、洋食はウインナーやスクランブルエッグ、パン等限られていました。

冷奴や豆腐アイス、豆乳パン、豆乳など豆腐・豆乳系のお料理が多くあります。

前日のコース料理では意外にも普通の冷奴がなく、食べたいと思っていたので良かったです。

時間は7:30か8:00で選ぶことができ、湖が見える会場で、とても気持ちが良かったです。

温泉 ★

19:00に女湯と男湯が入れ替わるという珍しい時間制になっていました。内湯自体は良かったのですが、気になったのは露天風呂と温泉までのアクセスです。

①露天風呂について

露天はあつ湯とぬる湯の2種類があります。藤の花やその他植栽があり、庭園風呂のようになっていますが、それ故に露天の中には結構落ち葉などが入っていました。多少の汚れは気にしないほうですが、さすがにゴミが多くすぐに出ました。

また、廃墟と思われますが建物の窓が普通に見える位置にあり、こちらも気になりました。

②露天風呂へのアクセスについて

お湯場は本館とは道を挟んで隣の敷地にあります。煩わしいと感じたのは靴の履き替えです。館内は土足禁止となっており、エントランスでスリッパに履き替えます。

お部屋→エレベーターで1階へ→スリッパから外履きスリッパへ履き替え→およそ80mほど歩いてお湯場へ→建物に入るときに外履きスリッパからスリッパへ→それぞれ男湯女湯の入り口でスリッパを脱ぐ

何度も履き替えがあり、面倒に感じました。また、お湯場までは屋根がないため雨が降る際には傘も必要となります。

内湯は3種類(普通のタイプ、泡風呂、水風呂)あり、途中で一部リニューアルしたのか全体的には綺麗な作りでした。個人的にはシャワーがボタン式ではなくレバー式であったため、何度も押す必要がなく有り難かったです。

まとめ

時期の問題か泊まっている方の年齢層が高めであり、食事・温泉どれも静かで落ち着いて楽しむことができました。(ビュッフェを売りにしている旅館は、非常に賑やかで落ち着かないことがあるので、、、)

豆富懐石という名前の通り、豆腐料理が多くお食事がどれもおいしかったです。また、全体的に落ち着いた雰囲気で従業員のホスピタリティも非常に良いと感じました。

だからこそ温泉までの動線や露天風呂が残念に感じられました。露天風呂については植栽の時期的なものもあるかとは思いますが、私は苦手に感じました。

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